映画のキングダムがすごい‼と聞いて、見に行ってきました。
ストーリーもおもしろかったですが、とっても気持ちが良かったのは
信の気持ちの強さです。
外から見たら信は奴隷としてこき使われているのに、
本人は天下の大将軍になることしか考えていないので
毎日の労働も彼にとっては大将軍になるための体力づくりだし、
何ももっていなくても木刀で毎日剣術の稽古を欠かさず、
自分のことを奴隷だから、と卑屈になることがみじんもありません。
もうアイデンティティがすでに大将軍です。
彼を見ていると自分が何者かを決めるのは
周りの環境ではなくて自分自身であること、
したい事があるなら、これがないからできない、こんな境遇では無理だ、
というのは関係ないんだな、と思い知らされます。
その強い意志の裏には、
奴隷で生まれたら一生奴隷で生きるしかない、
と決めつけられたルールに大反発する反骨精神と
人生を勝手に決めつけられて尊厳を奪われてたまるか!!という
人間の涙があるんだな、と思います。
秦の若き王さま、えい政の凛としたリーダーシップもしびれました。
無我。エゴのないリーダー。かっこいいです。
覚悟を決めたら進むことしか考えていない、気持ちは全くひるまない。
サムライみたい。
そして同じビジョンを追いかける仲間たちの関係性も気持ちいいなあ、と思いました。
中華統一という同じ夢をもっていたら、離れていても強い絆で結ばれている仲間。
共通の夢をかなえるために、自分のできることを自分の場所でやっていく。
個々が自発的に動いてそれが調和していくのっていいな、と思いました。
漫画も読みたくなりましたね。
このブログへの
お問い合わせ・メッセージ←こちらからお願いします。