『PERFECT DAYS』をみて

2週間前に『PERFECT DAYS』をみました。
毎日が同じルーティンのように見えても全く違う一日。
それを大切に楽しんで生きている主人公が素敵だと思いました。
こんな毎日は確かにPERFECTかもしれない(*^^*)。
 
でもそれと同時になんとなく切なさも感じました。
 私が無意識エンジン発見セッションを初めてしてもらった時に
 
「人間と人間のリアルなやり取りがない」
 
と言われたことが、思い出されて。
 
当時の私は大好きな切り絵を好きなだけやって、
それがきっかけで色々な人とも知り合い、交流も楽しんでいました。
それなりにPERFECT DAYSだったかもしれません。
でも、こんなに交流しているけどやり取りがないってどういう意味だろう?
って不思議に思いました。
 
認識技術で自分の中をみていくうちに、
やっと意味がわかりました。
沢山知り合っても、
自分と自分の世界が壊されない範囲でしか、
人と付き合おうとしてなかったことに気づきました。
つまり、人との衝突を避けていたんですね。
だから深いぶつかりの中で生まれる強い結びつきが人間関係でつくれませんでした。
 
他人に脅かされない世界の中ではPERFECTでいられたけれど、
そこを破ってこようとする人にうまく対応できませんでした。
 
役所広司さんの最後のシーンの名演技にくぎ付けになりながら、
この主人公はその時のワタシなのかな。。。とふと思ったのです。
 
今は自分に対しても、人に対しても
積極的にぶつかって出会いに行きたい気持ちで一杯になっています。
そして自分の世界も相手の世界も一緒に楽しみたい気持ちです(≧▽≦)
 
色々考えさせられるステキな映画でした!!