こどもは親のコピーじゃない

親が、この子は思い通りに育たなかった、と発言したときに

「違う人間なんだから当たり前だよね」と子供は思うのだけれど、

親は、頭では理解しているつもりでも、なかなかそう実感しないらしい!

 

おなかを痛めたという経験(それも本当は錯覚だけれど)が

自分と子供は一体だった、と思いやすいのかもしれません。

一体なんだから同じで当然!!って結構乱暴ですよね。

顔や性格が似ていたりすると

なおさら自分と一体化しているように感じるかもしれないですが、

他人に限らず、家族であっても親子であっても

人はそれぞれ全く別の宇宙の中に生きています。

 

でも親(特にお母さん)が子供のアイデンティティ

深く影響を及ぼしているのは本当で、

赤ちゃんはお母さんに見捨てられたら生きていけないので、

お母さんの判断基準にハマるように

嫌われないように自分を合わせていきます。

わたしなんかも母の判断基準に合わせていたみたいです。

母が大好きでそれすら気づかなかったのですが、

家の外に出たことと、判断基準の仕組みを知ったことで

今は時々母の発言に疑問を感じることもあり

一般常識のように思っていたけど、母の判断基準だったのか、

母の判断基準の中でいい子にしていたから

その中では認めてもらえて心地よさすら感じていられたんだな

という気づきがありました。

 

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そんなわけでお母さんの在り方は

子供にとって良くも悪くもモデルになってしまうので

とっても重要なんですよね。

 

ブレない、芯のあるお母さんの在り方で、

子供の宇宙を尊重する。

子供も自分と同じ家に住んでいたとしても、同じ時間を共有しているとしても

同じ宇宙にいると思わないこと、

すなわちみんな違う判断基準を持って

それぞれの宇宙を生きていると知ることが最優先で大事なことと思います。

 

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