めったに風邪もひかないし熱も出ないし、病気もケガもしないので、
なんとなく私は当たり前のように健康で居続けられる気がしていたのですが、
それがこの前、崩れ去りました。
ほんの一瞬足を滑らせてしりもちをついた場所が尾てい骨で、
ものすごい激痛が走りました。
ずーーーーッと痛みが続いていたのですが、
でも私がそんな大きなケガするはずない、なんて思って
その夜はまあまあ痛いけど明日になったら良くなっているような気がして
寝たんですが次の日のほうが悪化していました。
おかしいな、こんなはずでは、、と思いつつ一日我慢してみたけれど
次の日も状態が変わらず、歩き方もヨチヨチ、という感じになって
椅子に座るのも、そこから立ち上がるのも一苦労。
これは病院に行かないとだめかもしれないと思ってヨチヨチ行きました。
待合室の椅子が低い位置にあるので座れなくて、
30分くらい待ちますよ、と言われてたけど
結局一時間半も立ちっぱなしで順番を待ちました。それが辛かった。
それでレントゲンを撮ってもらったのですが、
人生で初、骨にひびが入りました。
あんなしりもち一回でひびがはいっちゃうんだな~。
そのあっけなさが、スマホを落として一瞬でガラスがバリバリになる感じに
似ていると思いました。
案外自分で思っているより体はもろくて繊細なのかもしれない。
尾てい骨を打ってからなんだか無性に眠くて眠くて、
不思議なくらい何もしないで寝てしまいたくなって、
一体何だろうと思っていたのですが、
これが体の声だとするととにかく休ませようとサインを送っていたのかもしれません。
歩く、立つ、座る、モノをとるという
普段何気ない当たり前にやっていることが、
体が上手く動かせなくて時間がかかるし、痛いところをかばいながらなので、
へんな力が入っているのかやたら疲れます。
心は動きたいのですが、体からのモーレツなサインを感じて、
早めに寝ることにしました。
でも一方でこれで一回立ち止まれるぞ、という変な感覚もありました。
どこかで一度止まって
新しく方向性をセッティングし直す必要があると思っていたのを
なかなかできないでいたので、体ができるようにしてくれたのかもしれない
と思いました。無理やり動けない状態にでもしないと動いちゃう私だから。
プロジェクトの仲間たちにも同じ時期に、
電化製品が突然壊れて買い替えになったり、
何十年ぶりに発熱したりという事が起こっていて、
みんなで話したところ、何かの転換期何だろうね、となりました。
立ち止まって考える時間をくれた私の体さんに感謝、です。
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