感情を感じない不自然さ

子供は面白いな、と思います。

さっきまで仲よく遊んでいたらいきなり仲間外れにしたり。本気で喧嘩したり。

感情が自由に動き回っています。

 

3人の男の子が遊んでいました。

2人が「俺たちは5歳だ」と肩を組んで歩きだしたので

もう1人も一緒に肩を組もうとすると、

2人が「まだ4歳でしょ?4歳はだめ」といって拒絶しました。

 

4歳の子は悔しくて躍起になって肩を組もうとするのだけれど

5歳もムキになって組ませないようにする。

しまいに4歳の子は悲しくなって泣き出してしまいました。

 

お母さんたちに怒られた5歳の2人は

「ごめんね」とあやまりました。

4歳の子はすぐ「いいよ」といったけれど

悔しくて悲しかったのがまだ続いていたんでしょう、

ぽろぽろ涙が出てしまいました。

 

その姿がどうにも可愛くて、

ああ、子供たちはこうやっていろんな感情を味わっていくんだな、

と感動してしまいました。

(本人たちからしたら真剣なのに可愛いとか思うのやめてくれ!でしょうが)

 

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心は本来こんなに自由に無秩序に動き回っているんだな。

もちろん思うままに各自が行動したら

それこそ現実が無秩序になってしまうので問題ですが

自分の心が何を感じているのかもわからないほど

感情を押しとどめてしまうのもかなり不自然だな、と思います。

 

日本人は特に感情を感じるのが苦手と聞きます。

感情は行動を起こす源になっているのに、

しかも自分の感情なのにそれを感じられないのは悲しすぎる。

感情、大事にしましょう。

という私こそ感情に蓋をしがちな人間でしたが(笑)。

 

 

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