日本人の感情

今日、J1dayというセミナーに参加しました。

日本人なのに日本のことを知らなかった!と気づかされたり

本当の日本を知って大好きになったり、

日本人であることが嬉しくなったり

この時代に生まれていることがすごいことだと思える、そんな内容なのですが

その中で質問されていたことが心に残りました。

 

ある方が「私は感情が出ない、というか動かないのです。

みんなが感動して泣いている時も何も感じませんでした。」と話していて

そのあとのくだりを忘れてしまいましたが、

それに対して、日本人は感情を奪われている、の指摘がありました。

泣きたいけど泣けない、そんな世界もあるんだ、と。

 

日本の敗戦からその後に起こっていることを分析してみると、

確かに「感じること」を横に置いてひたすら頑張ってきた日本人の涙がありました。

感じてしまったら生きていけない、立っていられない。

それくらい、諦めや挫折感があるんだと。

だから日本人は表現することがとても下手ですし、

伝わらない、という諦めもものすごく持っている人が多いと感じます。

 

 

f:id:mukara:20190318021228j:plain



だけれど、モチベーションやる・やる気を作るのに、感情はとても大事なので

感情が奪われているとやる気も出せない。

でも、個人的なエゴ感情を使うのでは、つくれるモチベーションもちっぽけなものにしかならない。

だから条件や状況でコントロールできずに自然発生的に出てきてしまう感情なら、

感じなくたっていいんだ、と。

これからは感情を「創る」んだ、という話でした。

 

感情を奪われてきた日本人がどんな感情を創るか。

奪われた事に対する恨みつらみではなくて

そんな日本だからこそ作れる、高級な感情があると思いました。

頑張れ、日本人!

 

このブログへの

お問い合わせ・メッセージ←こちらからお願いします。