安倍さんが2022年7月8日に
突然、銃撃事件でお亡くなりになって、本当に驚きました。
安倍さんを特に支持していたわけでもない、
政治にもどちらかというと諦めや
無関心に近いものを持っていた私ですが、
なんだかものすごくショックでした。
何日かたってもおさまらず、これは何なのだろう。
日本の安全神話が破壊されて
今までとは違うようになってしまった。
そんなショックかもしれないと思いましたが
令和哲学者Nohさんが令和哲学カフェにて
お話されていたことが、このモヤモヤを整理してくれました。
Nohさんの整理では
安倍さんは「ステージ2の日本」の象徴だったということです。
ちなみに令和哲学カフェの用語集から引用すると
ステージ1の日本：明治維新によって近代化に成功し、
アジアを近代化する理想を掲げ、自信溢れて実践行動する日本。
敗戦したことない日本。やればできる！という自信感があふれた日本。
ステージ2の日本：アメリカが主導権を持つ戦後日本。原爆・敗戦のショックから無意識的に日本が主導権をもつ時代は終わったと、日本自ら日本の精神をゼロ化している状態。今の日本。
ステージ3の日本：日本の精神、感情をとり戻した令和日本が、和心、尊厳の力を教育・経済・政治・文化として世界に発信していく。令和日本によって世界が美しく調和する（Beautiful Harmony）の世界。
引用元：用語集 • 令和哲学カフェコミュニティ (reiwaphilosophy.com)
ここから考えると、ステージ2は、戦後から今の日本となります。
ステージ2と安倍さんがどう関係するのか、
はずかしながら安倍さんのことを何も知らないな、と思い、
まず調べてみることにしました。
安倍さんの家系図をみてびっくり。
政治家になるようになっている環境だと思いました。
２人のおじいさまはどちらも政治家で、
母方の祖父、岸信介さんは
戦後はA級戦犯として
巣鴨プリズンに入っていた経験もあり、
戦後の日米安保の改正などの時期に
総理大臣をされた方でした。
お父さんの安倍晋太郎さんも戦争中は
特攻隊に志願したそうで
戦後は新聞記者から政界に入るなど
日本の激動の時代に「政治」という
国を動かす中心にいたファミリーだったというのがわかりました。
賛否両論あっても、
あの時代の日本人がみんなそうだったように
敗戦のショックから生き残った人間で
なんとか日本を立て直そう
その思いでやってきた人たちであることを感じました。
nTechでよくお話しする「海」と「お魚」で言えば、
このような安倍家の海で、
お魚である安倍さんがつくられていったんだな、と思います。
そしてあの戦後の日本という海が、
安倍家というお魚に影響したのだな、と思いますが、
安倍家だけではなく、日本のどの家庭も
あの時代の海に影響されたお魚だと言えます。
Nohさんは1945年８月15日に日本人に与えたショックを
こんな風に話しています。
今の日本の社会エネルギーは
①大事なものを守れなかった
②小さな希望も持つな
③絶望の海にいき
④ただただもがくだけ
⑤情けない存在だ
このエネルギーを海にして、お魚になっているのが今の日本人です。
東京裁判で日本は
戦争を起こした犯罪国家、となってしまったので、
「日本は悪いことをした、世界に迷惑をかけた」
が深くに刻まれてしまったのです。
私もそうですが、子どもの頃から
「迷惑をかけることをしたらいけないよ」
と育てられた日本人が多いと思います。
このことは戦争が終わって７７年目の今でも
私たちに強く影響を与えているんだと思わざるを得ません。
内閣府のデータで
他の国に比べ、日本の若者が自己肯定感が低い、
というデータがあります。
特集 1 自己認識｜平成26年版子ども・若者白書（全体版） - 内閣府
アイデンティティ深くにセットされた
「自分は情けない、小さな存在」が
働いている部分が大きいと思います。
NohさんはFacebookの投稿で
日本はステージ2からステージ3に向かうタイミングと言っています。
7月8日。全世界に衝撃を与える事件が起きました。安倍元首相はステージ2の日本のシンボル的な存在です。安倍元首相はエネルギーとなり、これからの日本を愛し、今まで以上に力強く応援してくれることと思います。
引用元：
https://www.facebook.com/noh.jesu 7/9の投稿より
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