酒場まぼろし。
「聞いてマスター!」
今日はイラムカ女子会です。
日々のイライラ・ムカムカをためた女子たちが鬱憤を晴らしています。
一人の会員がマスターを捕まえました。
会員「お向かいのAさんたらね、誰が聞いてもそれは大変でしたね、って言うだろうな
と思う話をしたのに、全然予想と違うトンチンカンな感想をよこすのよ!
なんか、いつもそうなの、Aさんは。
なんかずれてて私の話ちっとも聞いてないっていうか理解しないの!
アンタ馬鹿じゃないの?っていいたくなるときあるの!」
マスター「それは、こんな感想を言ってほしい、って
そっちへ誘導したい狙いがあるってことですよね。
だからじゃないですか?作為が読まれたんでは?」
「作為?」
マスター「そう。学校の先生が自由で自発性ある学びを伸ばしたい、
と言いながら「これが答えだよ~これが優秀ってことだよ~」
と無意識に誘導しているような。
お母さんが伸び伸び育ってほしい、と言いつつ
「こんな子になってね」と無意識に自分の理想に追い込んでいっている
子育てのような。」
「え~!!やだ~!!私、そんなことしちゃってるの?」
マスター「無意識は怖いですねえ。」
人は無意識で自分の判断基準が正しいと思ってしまうので
自分が話しているとき、
相手がその話をどう受け取るかは自由だ、と頭では分かっていても
自分が受け取ってほしいように受け取ってもらえていないと
何となくモヤモヤしてしまう。
子育ても教育もありのまま自主性をつぶさず可能性を引き出してあげたいと
思うからこそなのか、無意識に自分が良しと思っている判断基準のほうへ
誘導したい!という空気を醸し出しちゃっていることに気づかなかったりします。
こわいですね~。
私も知らない間にやってて、話が伝わらない!と相手のせいにしてましたが、
指摘されてハッと気づきました。
本当に相手のことを受け入れて認めるには、
自分の無意識までも一度0化して
脇に置いた状態で出会わないと出来ないなあ、と思います。
だから無意識を意識化する道具、nTechが重宝される日は近いと思います。
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