「自信がない」自分にさようなら①

私は小学生のころから引っ込み思案がひどく、

答えがわかっているのに自信が持てずに

授業で手をあげられない子でした。

そんな自分が嫌で嫌で仕方がありませんでした。

 

何かできる人になったら自信も持てるよ

うになるかもしれない、

と思って勉強や特技を磨こうと思いました。

進学校に入り、名の知れた有名大学に合格しました。

その時は就職氷河期で、絶対潰れないと

いわれた企業がつぶれ始めた時代。

私は夜間の専門学校にダブルスクールして資格を取り、

無事一部上場企業に就職を果たしました。

 

皆がすごいね、と言ってくれるようになったのですが、

自分自身は一向に自分に自身が持てませんでした。

まだまだダメだ、私はダメだ、と自分を認めてあげられず、

ずっと達成感がありませんでした。

こんなに頑張ってるのに

どうして自分にOKだせないんだろう、

一体いつまで頑張り続けなくてはならないんだろう?

 

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そこでわかってしまったことは

どれだけ自分の外側に「できること」を積み上げていっても、

内側の私の心が自分を認めてあげられなければ、

いつまでも変われないということでした。

 

もう一つ困ったことは、

自分に自信がないので、

「人にどう思われるだろう」と気になって本音が言えず、

また何か言われると自分が否定されたのだ

と思ってしまうので

そういう人から離れていたら、

お互い本音を言い合わない、表面的な付き合いの人間関係ばかりに

なってしまいました。

沢山友達がいる気がしていたのですが

いざ、困ったときに助けて、と言えない関係ばかりでした。

友達ばかりでなく、夫にも、大好きな母にも本音が言えませんでした。

 

今まで何してたんだろう、私。

すごい絶望と孤独を感じてボーゼンとしてしまいました。

 

そんなとき、またまた限界が。

出産することになったんです。

 

(続く)