コミュニケーションはとればとるほどわかりあえない?!

大事な人がいれば、

もっと知りたい!もっと仲良くなりたい。
私のことも理解してほしい♥と願うのは当たり前ですね。


包み隠さず語り合って信じあうことで わかりあえるんじゃないか???

 


ほんとに?????

 

 

何があってもこわれない、そんな信頼関係をつくれますか?


言った一言、とった行動一つでゆらいでしまう、そんなことはありませんか?

 

 

前回、そもそも人間同士がわかりあえない設定になっている、といいましたが


わかりあえない理由の一つにコミュニケーションのずれ、があります。

 


こんな話。

 

夫に幼子を託して、昼からママ友と飲みに行くのんべえ妻。

 

「お弁当作っておいていこうか?」

「いいよ太郎と外で食べる。」

 


飲み会の真っ最中、夫からlineが。

 

「お弁当はどこ?」
「え?外食するって言われたからつくらなかったけど???」

 

「。。。お弁当を野外で食べようと思ったんだよっ!」
「そんな!」

 

 


どうしてこんなことが起こるかというと、

 

 

人間は自分だけのイメージ体系 をもってます。

人の話を聞くときも、自分が話すときも
ここを経由しています。

 


イメージ体系は一人ひとりちがいます。

 

同じ「ふじ」という単語ひとつとってもイメージするものは

 

「リンゴの種類」だったり

「富士山」だったり違います。

 

さらにその出てくるものに対して抱く感情や理由も千差万別です。

 

 

面白いのはその人独自のイメージ体系なのに
でも無意識に自分のが「正しい」

と思っているのが人間なんです。

 

 

 

 

夫に「いいよ。太郎と外で食べる」と言われて

 

妻はいいよ=要らないととり、

 

「要らないのね。私に羽伸ばさせてくれるために言ってるのかしら、

いやいやこの人はそんなに気が利かない。

私が料理下手だからたまには外食したい、と思ったんだわ、嫌な人!ぷんぷん!」

 

 

反対に夫。

「いいよ=うん」の意味だったのだが


子供のころ親が自分の話をきちんと聞いてくれず

「うん、うん、、。」と適当な相槌ばかり打たれていたのが嫌だったので

なんとなく「うん」と答えるのは相手に失礼だ

と思って避けるくせがついていた。。。

 

「ちゃんと話を聞いて答えたのに。あいつは俺の気持ちをちっとも理解しようとしない!ぷんぷん!」

 

 

短い会話でも

自分のイメージ体系経由で言葉を受け取り、解釈し、返事しているので
こんなにズレちゃうんです。

 

 

妻は夫に料理が下手だと思われていると思い込んでいるけれど


「料理下手を気にしている」のは妻であって、夫はそんなこと知らないし!

 

出されたのいつもウマウマって食べてるし!

 

 

夫は妻が気持ちを理解しようとしないと思い込んでるけど

 

「うん、という答え方は相手に失礼だと思ってる」

 

なんて妻に伝えてないから妻は知らないし!

 

 

コミュニケーションの仕組みを知らないから
自分勝手に思い込んで事実のように思ってしまう。。。

 

こんなおそろしいことを日々日常私たちは繰り返し、

 

家族と友人と恋人とコミュニケーションとってるんです。

 

 

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自分はどんなイメージ体系をもってるんだろう?って気になってきませんか?

 

 

何を言われても自分のイメージ体系で受け取ってるってことは、、、


本当に100%相手の言葉を純粋に受け取れてはないって意味だよね。


そう、自分フィルターにかけてうけとってるんです。


包み隠さず打ち明けあっても

自分の/相手のフィルターで解釈が行われているんです!

 

 

私はこれを知ったときものすごくショックでした。

たくさん人と出会ってきた気がしたけど、


自分の解釈としか出会ってなかった~~~! 

 

ショックでベンテンビール2本くらい一気しちゃいました。

 

 


自分のイメージ体系がどんな性格をもっているのか、


レーニングにより理解することができますが、

 

そうすると人の体系もわかってくる。

 

 

本当にわかりあえるコミュニケーションの第一歩はそれからです♪

 

 

 

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