先日、93歳の元特攻要員山崎さんのお話をききました。
とてもとても貴重な時間でした。
本やネットで、当時の日本人が一丸となって戦ったということを知っていたけど、
本当に戦争時をくぐり抜けてきた人の口から
「心を一つにして戦った」
「日本が危ない。全員ががんばらなきゃならないという気持ちになった」
と聞いたら、もう涙が出て止まらなかったです。
「私は死ななきゃならなかった」という言葉は、
現代日本人からみたら理解しにくいけれど、
今の考え方で聞いたら絶対わからない。
山崎さんの話をきいて、
私は小学生の時に祖父に
「また戦争になったらおじいちゃんはどうする?」と何気なく聞いたら
「また戦いに行くよ。」という答えが間髪入れず返ってきて
困惑した時の事を思い出した。
今なら祖父の話を不思議がらずに聴けるのに。
山崎さんは特攻に志願した時17歳。
終戦も17歳で迎えたとおっしゃってました。
新聞で日米の経緯をよんで
「これなら戦わないとならない」と思った、と。
こんなに若くても、昔の人は、自分というエゴを超えて、
家族が自分、日本が自分、というところから物事を考えられていたんだな、
と山崎さんにサムライの姿をみました。
お元気なうちはまたお話をしてくださるということで、
ぜひその機会には沢山の人に聴いてもらいたいです。
山崎さんのインタビュー記事
https://note.com/omotenasi8/n/n9d68f9ac725b
この日のお話は
Youtubeからも視聴可能です。是非たくさんの人に聴いてほしいです。
https://youtu.be/spLZ5KFw8mw