不安や恐怖の心が問題を起こす、と歯医者で悟る

わたし、歯医者が怖いんです。

なぜかというとわけがわからないから。

 

歯科検診されているときに聞こえてくる

「6番、C」とかいう暗号みたいなものは

何を表しているのかわからないし、

診療台に置かれた様々な銀色の機械はどんなふうに使うんだろう、

見るだけで不安になるし

治療されているときはたいてい目をつぶっているせいもあるけれど

口の中で何が起こっているか全くわからないし、

だからキュイーンとか機械音だけがきこえるのが余計怖いし

いい大人がこんなに怖いなら、子供はもっと怖いだろうなと思います。

 

こんな怖い思いをするのなら、虫歯にならないように

大好きなケーキを我慢しようかと思ったりするけれど

でも我慢できなくて食べてしまう。

でも食べるたびに

虫歯になるかもしれない、というストレスを感じながら好物を食べる

という楽しくない状況になってしまいます。

 

思い切り楽しめない鬱憤が知らない間に蓄積されていって、

何の心配もなさそうにケーキを食べている人を見ると妬みやひがみの気持ちが出たり

ケーキをお土産に持ってきてくれた人に「余計な事をしてくれるな!」

とひねくれたことを思ってしまったり言ってしまったり、

それが原因で人間関係が悪くなって、、、なんてこともありうる、ありうる。

 

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ですが

今日は歯医者でこんなことがありました。

先生が私に鏡をもたせて、

「ここの黒い線は少し虫歯っぽいですが、これを削ると周りの健康な歯も削ることに

なってしまうので、やめました。

これくらいのものなら、まだ歯ブラシで防げそうですし。」と言ったんです。

 

私はその時何とも言えない安心感をおぼえました。

全く何もかもがわからないと思って不安しかなかった歯が、

こういうのが虫歯なんだという具体例がわかり、

なおかつ歯ブラシきちんとすればこれくらいは大丈夫なんだ、という目安もわかった。

わけがわかることの安心感。

 

安心できたので

不安を感じながらケーキを食べなくてもよいし

おいしそうにケーキを食べている人に思い切り共感できるし

お土産にケーキをもらったらその人が大好きになるし

人間関係が良好になっていくかもしれない。ありうる、ありうる。

 

 

人の不安や恐怖が問題につながっていて、安心がそれを解消するんだ。

と分かったところで別の気づきがやってきました。

これってまさに人間が、

なぜ生まれたのか、何のために生まれたのかがわからないから

どう生きていいのか不安で、愛されるか不安で、病気が怖くて死ぬことが怖くて、

となることと同じではないかっておもいました。

不安や恐怖から逃れたいから、心も不健康になっていって

いろんな問題を起こす原因になってるんじゃないでしょうか。

 

この不安が解消されたなら、

人類が起こすいろんな問題の多くも減るんだと確認できましたよ!

こんな気づきを得られたので

頑張って歯医者に行って良かったなと思いました。

 

 

 

 

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