シンプルの美しさの裏側

シンプルなものは世の中に多々ありますが、

そこに美しさを感じさせるシンプルは

実は手が込んでいて、よくよく研ぎ澄まされた結果、美しいのだと思います。

 

 洋服で言えば何も飾りがついていなくても

シルエットや、生地の風合いが

美しい!!と感じる服があります。

生地の特性と、型紙がしっかりチームプレーできないと

出したいシルエットや見え方になってくれませんし、

装飾などでごまかさないで美しい服は相当作りこんだ結果、だと思います。

 

料理で言えばあれこれ調味料をいれなくても味わい深い料理があります。

これも素材のポテンシャルをどうやったら引き出せるのか、

何回も作って失敗して試行錯誤の結果、奥深い味が表現されているのだと思います。

 

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シンプルだけど美しいと感じる服の裏には、

美しく感じる素材の存在、

その素材が活きるシルエットをつくる型紙の存在、

それを可能にする技術者の存在があります。

 

シンプルだけどおいしい料理の裏には

よい材料を見抜く目利き、

美味しい味を知っている舌、

調理法や盛り付け方の技術があります。

 

技術とかって鍛錬しないと身につかなくて

偶然で持てるものではないですよね。

 

シンプルに見せる裏の蓄積がものすごい!と感じた時に

圧倒的な美しさを感じるのだと思います。

 

人もそうなのかもしれないと思います。

シンプルに生きている人は裏に膨大な切磋琢磨をくりかえした蓄積があるのでしょう。

だから美しいのかな。

 

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