私はみじめな姿を見られたくなかった①

私は人から「なんでも器用にこなす人」という風に見られたりすることがあります。

でもそれはそういう風に見せていたからです!

 

というのも私は以前とても自分に自信がなかったので

自分を価値のないみっともない人間だと思っていました。

人にそれを見破られるのがたまらなく辛い!耐えられない!

と思った私は「そうだ、誰にも気づかれないようにしよう」

と思いました。

 

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だから悩みがあっても悩んでいるような顔をしない、

困ったことがあってもそんな風に見せない、

不安だな、と思っても人前では飄々としてみせる

という振る舞いをしていました。

もう何も考えなくても無意識でそう動けるようになってしまい、

本当に「何でもうまくいっている人」に見えていたみたいです。

親からも「あなたはいいわね、おおらかで。」なんていわれたりしました。

 

本当はいつ自分の器の小っちゃいのがばれるんじゃないかと

ヒヤヒヤ・びくびくしていたし、

何か人に言われるとそれだけで「否定された!!」と落ち込み、

その考えから逃れることがなかなかできなくて大変でした。

 

誰にもこのみじめな自分をみせることはできないし、

馬鹿にされてみっともないと思われるのだけは嫌だったので

心許せる人はいませんでした。

(つづく)

 

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