宇宙と宇宙の出会い

人はみんな考え方が違いますね。

単語一つとりあげても

イメージするものは違います。

リンゴといっても赤いりんごなのか、黄色いリンゴなのか。

大きいのか小さいのか、甘いのかすっぱいのか。

 

考え方が違うのだから、なかなかわかりあえない、というのは

誰もが感じることだとは思いますが

わかりあえない理由はその程度の違いではないんです。

 

同じ机の上にある一つのリンゴを眺めていても、

自分が見ているリンゴと相手が見ているリンゴは

別の宇宙のリンゴなんです。

それを同じ空間にいるから同じものを見ている、

同じ体験をしているから共有出来ている、

と感じていることがもう間違いなのです。

 

私たちはそもそも一人一人別の宇宙に住んでいるんです。

考え方が違うどころか、そのくらいの違いなんです。

別の宇宙に住んでいる宇宙人同士なんだから、

わかりあえないのは当然ですよね。

だから、それを知らないで

「わかりあえるはずなのに!!どうしてわかってくれないの?」

と必死でわかりあおうとすること自体がもう無謀なチャレンジ。

 

じゃあ、わかりあうことをもう諦めるほかないの?

いいえ、いままでとは違う言語で、違う認識を使うんです。

それは今までよりももっと深く、しっかり相手と繋がれる道具でもあります。

 

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