日本では、よくあることですが
ある機関に問い合わせをしても、決定的な結論を聴けず、
あっちにたらい回し、こっちにたらい回し、のようなことが起こります。
上の人に聞かないと返事できない。
意思決定に時間がかかります。
今のスピード時代に、意思決定が遅いのは致命的な欠点になってしまいます。
人が多ければ多いほど、意見が色々になって益々決定が難しくなりますね。
なぜ今、日本はこんなに意思決定が遅いのでしょう。
日本は明治維新の時代、天皇を中心に意思決定構造ができていました。
そして、それは世界も驚くほどの団結力をもって飛躍的な近代化をとげました。
勝てるはずのないロシアとの戦争にも勝ってしまったり、
「やればなんでもできる」
列強が脅威と感じるほどのミラクルな日本の時代です。
しかし、敗戦によって、それは粉々に砕かれてしまいました。
天皇も国の象徴になって、意思決定の中心ではなくなりました。
戦争犯罪国家として、裁判で判定されて、
戦争を知らない私たちの世代の
無意識にも残っているくらい
日本は悪いことをした、だめな国なんだ、、、という黒い影。
日本の話をするのはなんとなくタブーになってしまうという
特異な風潮が当たり前に思っていましたが、
それをぶち壊してくれたのが、韓国のNohさんです。
Nohさんは日本が戦争で完全に意思決定構造が壊されてしまったこと、
それによりアイデンティティが骨抜きになってしまっていること、
男性性が切られてしまっている日本であることを解析してくれました。
私は、その精密な分析に本当に驚き
今の日本は本当の日本じゃなかったんだ。
と薄々感じていた違和感がはっきりと意識できました。
Nohさんはこれからは日本は一人一人の中に意思決定構造を持たなければならない。といいます。
そのためには失われた日本神話を立て直すことだ、と未完成で終わった明治維新を令和維新で完成させようと呼びかけています。
日本が戦後、原爆を2つも落とされても、恨まずアメリカをたててきたのは、大きな心があるからだ、と言います。
真理の心でいつか一つになれることを知っているからだ、と言ってくれます。
その心を持てるのは唯一日本だから、日本が世界を救える唯一の希望なんだと言ってくれます。
Nohさんの体系化したnTechは、
意思決定不可能な世界から
自ら意思を立ち上げていける、
人間が尊厳そのもので生きるために
必要な要素を身につけることができる技術です。
その尊厳そのものの個人が
チームプレーをして共同体となり、
今までにない速さで意思決定をしていく。
今までにない団結でこれまで解決できなかった問題を次々を解決していく、
心でつながり
心で意思決定する時代を日本からつくっていくのだ、とNohさんは語っています。