発明のすばらしさと発明のこわさ

ふと図書館で見つけたスイーツの本に、

ティラミスの作り方があって、マスカルポーネチーズを使わなくても

ヨーグルトで同じような味が出せるというものがありました。

えー!ほんと??っと思って実際試してみたところ、、

本当においしい!

 

すごいなーと思いました。

本の著者のプロフィールをみたら有名な料理ブロガーの方で、

世界の美味しい料理もたった3ステップでつくれるという本を出されているらしい!!

世界の料理を自分で簡単につくれるなんて夢のようなことができるとは!

既にあるものから試行錯誤して新しいアイデアを生み出すという能力が

素晴らしいと思いました。

 

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思えば人類はこの能力を多大に発揮していろんな発明を繰り返して

人間を超える知能のAIまで出現したんだと思いながら

別の角度から見ると

この発明がだんだん恐ろしい方向へも進んでいっていることが不安になりました。

 

というのは、今、『ホモ・デウス』という本を読もうとしているのですが、

この本をNHKで紹介していて、科学の進歩で今や牛肉の味がするトマトだとか、

倍の速度で成長する魚だとか、遺伝子操作をして作れるようになっているらしいです。

 

今まではそれは人間でも手を付けられない、神のみが可能な領域だったはずが、

科学の進歩で可能になってしまったと。

 

便利だね良いね、という範囲を超えて

倫理的にどうなのかを問うようなレベルまで来ていることは、

今までの段階から人間自身もステップアップしなくては

この先自分たちの発明によって

自分たちが窮地に追い込まれるようなことになりかねないと感じました。

 

 

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