若いころ自分のことが嫌いでした。
偽善者だと思っていました。
友達が面白いことがあってね、と
私にとっては全然面白くない話をしているのを
我慢して聞いて、でも顔は笑っている。
笑ってあげないと友達に失礼だ、というより
ひどい人と思われたくないという
自分可愛さのためでした。
いい顔しておいて
内側では相手に対して怒りや軽蔑や侮蔑の感情をもっている。
なんて私っていやな人間なんだろう。
ココロが汚いと顔まで嫌な顔に見えてくる。
でも人間のしくみを知った時
嫌な人間だと思った私だけど
自分を守るために必死だったんだというのがわかったのと
こんなに自分を否定しちゃう心の裏側には
こんなもんじゃないんだ、私。本当はこんなじゃない。
本当の私に出会わせてよ!!
と尊厳の熱望、渇望があったんだと分かりました。
自分が嫌いでとことん底まで落ちたらもう次は上がるしかない。
上がったら尊厳ある自分と今度は出会うはずです。
だから自己否定もとことんやってしまったほうがいいんだと思います。
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