上に乗っているイチゴに思いを馳せる

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A: ショートケーキの上に乗っているイチゴをどうとらえるか。

B:   見栄えのいいイチゴが選ばれてあそこに乗ってるんだからやっぱりイチゴのエリートでしょ。看板娘でしょ。

A: そうだよね、あのイチゴたちでケーキの見え方決まるもんね。売り上げ左右するよ。

B:  売り上げか。。。すごいプレッシャーの中、トップに乗ってるんだね。

A: ケーキ全体の運命がイチゴにかかってるんだものね。

B: お客にも一番見られてるしね。

A: じゃあケーキの間に挟まれている組は気が楽かな。プレッシャーからは自由だもん。

B: うん、気楽さはあるけどやりきれない嫉妬もあるんじゃない?

同じイチゴなのに、一方は広々した場所に美しいディスプレーされて無敵のポジショニングで、もう一方はケーキの間に挟まれて、姿を見られることもなくケーキに挟まれたまま口の中に運ばれることだってある。

A: それはそれで過酷な運命だよね。

B: 上に乗ってても挟まれてても、イチゴたちの涙があってのショートケーキなんだなあ。

A: そだね、心していただこう。

AB: いただきま~~~す!!

 

(つづく)

 

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