近所の八百屋さんで、処分品の2個入りのアボカドを買いました。
次の日の夜、食べようと思って切ると、食べるところがないくらいの傷みよう。
一応八百屋さんに電話したところ、謝られ、
レシートをお持ちください、と言われたので
傷んだアボカドの写真を撮って、電話を切ったその足で向かいました。
写真を見せると思ったよりひどかったみたいで、また謝られ、
二つともお召し上がりのつもりでしたか?ときかれました。
一つだけ今日食べようと思った、と答えると
売り場から一つ選び、店舗奥からまだ青いのを一つと、上を少しだけ切り取ったもの一つを、よかったらこれも少しだけ傷んだところを切っただけなのでどうぞと差し出してくれました。
そんなにしていただかなくても。処分品を買ったのですし。というと
「いやいや、食べられないものを出してしまってお金をいただけないです!」
と強い口調になって、申し訳ないと思う気持ちもあるでしょうが、
その姿に八百屋の仕事を誇りをもってやっている、
八百屋さんの気概みたいなものを感じました。
そんなわけで有難く3つのアボカドをいただいてきたのですが
アボカド以上に素敵なものを見せてもらった感じがしてうれしかったです。
自分のやっていることに誇りを持つ、ってなかなかできそうでできないことです。
でもその姿はとても見ていて清々しくて気持ちいいものだな,と教えてもらいました。
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