いちばん悲しい事

いちばん悲しいことって何だろう。

 

大好きな人ともう会えなくなること?

家族が離れ離れになること?

戦争やテロが起こること?

どれもこれも比べようがないくらい悲しいことかもしれない。

 

でももしかしたらもっと悲しい事かもしれないと思うのが

本当の自分に出会えないで命を終えること。

今、自分であると自覚する体は

自分の中の0.00000000000000..........1%の部分に過ぎないのに。

 

本当の自分は138億年の記憶も持っている。

だから何にでもなれる。

無限の可能性に満ちている。

今はただ脳が思い込んだ自分像を演じているだけ。

かりそめのキャスティングにすぎない。

 

その真実を知らないで

0.00000000000000..........1%の部分が私の全体だと思ってしまうのって

もったいなさ過ぎて悲しい。

 

さらにもっと悲しいのは

無限大の可能性を持っているはずの自分と

無限大の可能性を持っているはずの相手とが

出会えないでいること。

 

ほんのわずかな部分どうしの出会いですら

素晴らしいと感じるのに

本当の自分どうしで出会えたら

どんな感動が味わえるだろう。