情報を得るほど失っていく出会いのチャンス

酒場「まぼろし」。

 

独身女性のノンちゃんと人工知能ロボ酔田氏が

今宵もベンテンビールとポテチのり塩

楽しんでいる。

 

ノン「だれかいい人いないかな。。。」

酔田「男なんて星の数ほどいるじゃないか。」

ノン「そうは思えないわ~」

酔田「どんな人が好きなのかい?」

ノン「まず飲める人ね。」

 

最新型AIの酔田氏がデータをはじき出す。

 

ーーノンちゃんの希望「飲酒好きな男性」、、、。

ピピ! 世界人口76億の三分の二、25億が恋人対象と出ました。

 

ノン「酒、といってもビールはベンテンビールよ。」

ピピ! 一気に対象が2億人に減少。

 

ノン「つまみはポテチのり塩

ピピ!1万人。

 

ノン「笑いのセンスが一緒じゃないとつらいし、
ちゃんと働いている人がいいし、たまに贅沢もいいよねって素敵なサプライズの旅行とかプレゼントしてくれたり、料理とか家事も得意で、、、、。」

 

ピピ===!!!

ノンちゃんのお相手対象はゼロです。人間以外へ対象をお広げ下さい。


ノン「えーーー!!!お相手ゼロ!?
ひどい!!
ナニコレ、インチキじゃないの?!」

 

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ネットでどんな情報でも手に入れることが容易になった現代。

情報が多い分、目が肥えるからか判断が厳しくなる、という現象が起こります。

ネットで「素敵な人たち」や「素敵な生活を送っている人たち」と沢山出会うので

こんな人がいいな、こんな生活がいいな、のイメージモデルができあがり

そのモデルが頭に入ったまま、自分の身の回りで出会う人たちを比べちゃうと

なんだかパッとしない。さえない。こんなんじゃだめだ、こんなんじゃ嫌。

 

ノンちゃんも

沢山情報を得ることが反対に

自ら出会いの幅を狭めてしまっているようですね。

 

そして怖いのはモデル通りの相手になんか出会えないんだ。。。

と分かると

もういいや、出会いなんて。

自分の理想を下げてまで相手に合わせてまで出会いたいわけじゃないし。

と出会うこと自体が諦めモードになっていきます。

 

沢山の情報にさらされているがゆえに

考えを狭めてしまい、出会うチャンスを狭めてしまい

出会う事に諦めまで感じてしまう。

 

出会いの本質がわかった時には

どんな出会いでも無条件でものすごい奇跡と神秘に感じるんですが!

 

 

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